各和音の進行特徴
Ⅰは全てに進行できる。
ⅡはⅤに進行しなければならない。(D2だから)
ⅢはⅣあるいはⅥ(要はS)に進行できる。
ⅣはⅥ以外の全てに進行できる。
ⅤはⅠ・Ⅵ・Ⅲ(要はTT)に進行する。
ⅥはⅠ以外の全てに進行できる。
ⅦはⅢに進行できる。
カデンツ
T-D-T
T-S-T
T-D2-D-T
T-S-D-T
T-D-S-T
T:Ⅰ・Ⅵ・Ⅲ
D:Ⅴ・Ⅲ・Ⅶ
S:Ⅳ・Ⅵ・Ⅱ
D2:Ⅱ
T-D-T(8パターン)
Ⅰ-Ⅴ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅴ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅴ-Ⅵ | Ⅵ-Ⅴ-Ⅵ
Ⅰ-Ⅴ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅴ-Ⅲ
Ⅰ-Ⅶ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅶ-Ⅲ
T-S-T(9パターン)
Ⅰ-Ⅳ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅳ-Ⅰ | Ⅲ-Ⅳ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅳ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅳ-Ⅲ | Ⅲ-Ⅳ-Ⅲ
Ⅰ-Ⅵ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅵ-Ⅲ | Ⅲ-Ⅵ-Ⅲ
T-D2-D-T(9パターン)
Ⅰ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ | Ⅲ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅵ | Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅵ | Ⅲ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅵ
Ⅰ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅲ | Ⅲ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅲ
T-S-D-T(30パターン)
Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ | Ⅲ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵ | Ⅵ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵ | Ⅲ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵ
Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅲ | Ⅲ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅲ
Ⅰ-Ⅳ-Ⅲ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅳ-Ⅲ-Ⅲ | Ⅲ-Ⅳ-Ⅲ-Ⅲ
Ⅰ-Ⅳ-Ⅶ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅳ-Ⅶ-Ⅲ | Ⅲ-Ⅳ-Ⅶ-Ⅲ
Ⅰ-Ⅵ-Ⅴ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅵ-Ⅴ-Ⅰ | Ⅲ-Ⅵ-Ⅴ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅵ-Ⅴ-Ⅵ | Ⅵ-Ⅵ-Ⅴ-Ⅵ | Ⅲ-Ⅵ-Ⅴ-Ⅵ
Ⅰ-Ⅵ-Ⅴ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅵ-Ⅴ-Ⅲ | Ⅲ-Ⅵ-Ⅴ-Ⅲ
Ⅰ-Ⅵ-Ⅲ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅵ-Ⅲ-Ⅲ | Ⅲ-Ⅵ-Ⅲ-Ⅲ
Ⅰ-Ⅵ-Ⅶ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅵ-Ⅶ-Ⅲ | Ⅲ-Ⅵ-Ⅶ-Ⅲ
T-D-S-T(12パターン)
Ⅰ-Ⅲ-Ⅳ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅲ-Ⅳ-Ⅰ | Ⅲ-Ⅲ-Ⅳ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅲ-Ⅳ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅲ-Ⅳ-Ⅲ | Ⅲ-Ⅲ-Ⅳ-Ⅲ
Ⅰ-Ⅲ-Ⅵ-Ⅵ | Ⅵ-Ⅲ-Ⅵ-Ⅵ | Ⅲ-Ⅲ-Ⅵ-Ⅵ
Ⅰ-Ⅲ-Ⅵ-Ⅲ | Ⅵ-Ⅲ-Ⅵ-Ⅲ | Ⅲ-Ⅲ-Ⅵ-Ⅵ
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以下はwikipediaから
Ⅰは、すべての三和音とⅤ7に進行することができる。
Ⅱは、Ⅴ(7)にのみ進行することができる。
TのⅢは、ⅠかⅥ→Ⅲ→Ⅳという進行の中でのみ使われる。
DのⅢはTのⅠかⅥに進行する。
Ⅳは、Ⅰ、Ⅱ(7)、Ⅴ(7)に進行する。
Ⅴ(7)は、TのⅠかⅥに進行する。
TのⅥは、Ⅰを除くすべての三和とⅤ7に進行することができる。
SのⅥは、Ⅰに進行する。
Ⅶは、TのⅠかⅥに進行する。
(以上の規則はあくまで原則であり、絶対的なものではない。
転調進行を初めとした様々な例外規則が存在するうえ、
実曲中では無視されることもある)
V7以外の7の和音は、その和音の第7音を前の和音が構成音
として持っていて、次の和音がその7音を構成音として
持っているか第7音の2度下の音を構成音として持っていれば、
三和音の代わりに使うことができることが多い。
これを参考に考えてみると
T-D-T
Ⅰ-Ⅴ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅴ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅴ-Ⅵ | Ⅵ-Ⅴ-Ⅵ
Ⅰ-Ⅲ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅲ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅲ-Ⅵ | Ⅵ-Ⅲ-Ⅵ
Ⅰ-Ⅶ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅶ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅶ-Ⅵ | Ⅵ-Ⅶ-Ⅵ
T-S-T
Ⅰ-Ⅳ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅳ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅵ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅵ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅵ-Ⅲ | Ⅰ-Ⅵ-Ⅲ
T-D2-D-T
Ⅰ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅵ | Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ
T-S-D-T
Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵ | Ⅵ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵ
T-D-S-T
Ⅰ-Ⅴ-Ⅵ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅴ-Ⅵ-Ⅰ
Ⅰ-Ⅶ-Ⅳ-Ⅰ | Ⅵ-Ⅶ-Ⅵ-Ⅰ
以上のようになる。