verse
chorus
bridge
pre-chorus/climb/lift/channel/B-section
solo
verse
主題文の裏付け,説得をする部分。
chorusが主題文として端的に抽象的に言いたいことを
まとめてあるとすると,verseは冗長に具体的に言葉を並べ,
chorus を支えます。
chorus
歌のサビ・ヤマ場・最も印象的な部分で,
多くの場合歌のタイトル中の語が使われ,また繰り返されます。
chorusは説明文で言えば主題文のようなものです。
bridge
verseとchorusをその名の通り繋ぐ部分です。
多くはverse-chorus-verse-chorus-bridge-chorusのように
最後のchorusへの橋渡しをします。
ふつう4小節から長くて8小節で成り立っています。
pre-chorus/climb/lift/channel/B-section
bridgeと同じくverseとchorusを繋ぎますが,
verse+climb-chorus-verse+climb-chorusのように
verseに付属するような形で,chorusへ展開するのがbridgeと異なる点です。
solo
多分、bridgeの代わりに入ることのできるパーツ。歌が入るのではなく、楽器の演奏が入る。ギターソロ、ピアノソロとか。
※形式は一般的なものにしか過ぎない。形式を無視しても音楽はできるし、さらに良いものができるかもしれない。
※verseの後に繋ぎとして入ればclimbで、chorusの後に繋ぎとして入ればbridgeと考えればいいかな。climbの後はchorusになる。bridgeの後はverseかchorusのどちらかになる。
※hookという技法があり、これは、chorusの冒頭か終結部分にタイトルになる言葉を入れること。これにより、音楽のメッセージ性が強まり、よりわかりやすいものになる。ビートルズの曲など聴いてみればよくわかるらしい。Let it Beとかね、verseにも入れてるよね。他にyesterdayなどもあるよ。日本の最近の音楽で言うと粉雪が当てはまるらしい。
※フックを置く一般的な場所は、
ヴァ‐スの最初のライン、
ヴァ-スの最後のライン、
コーラスの最初と3番目のライン、
コーラスの最初と最後のライン
【歌詞と歌の形式】
メロディはいわば万国共通の言葉なので,
ここはサビだとか,歌の調子が変ったなどというのは
聞いていれば感覚的につかめます。
さらに歌詞にも注目してみれば,verseやchorus,bridgeなどの
構成と関連していることにも気付くかもしれません。
例えば,verseとchorus,bridgeなどの移行の際に
視点を変える。
場面を変える。
時制を変える。
主語を変える。
抽象性と具象性を切り替える。
などが見られることが多いようです。
作曲の工夫
各セクションのノートに変化をつける。
各セクションのメロディーの長さを大きく変えてみる。
セクションの長さを変える。
各セクションの中のラインのリズムのアクセントの位置を変える。
各セクションのノリを変える。
モジュレーションを使う。(ヴァ-スとコーラスのキーを変える。)
各セクションのアレンジメントを変える。