答えが出るまで考えて、ようやく考えたことになるのだと誰かが言った。その人の言葉が本当ならば、俺は何も考えていないことになるんじゃないだろうか。
一応、考えてはいるんですよというフリさえしていれば、何もできなくても許される、自分が自身を許している現状が確かにあると思う。その結果が現状なのだから、結局そのツケは自分で何とかしないといけなくなってる。
考えすぎるきらいがあると思うんだったら、もういっそのことトコトン考えつくしてみたらどうなんだろうか。中途半端に考えて、適当な答えさえ出せずに「考えすぎるのがダメなんだ」と考えることを止めてしまうのは、何も考えないよりも性質が悪い。自分が信じられる――納得できる答えを出せるまで考えつくしてみよう。その答えを本当に信じ、納得しているならば俺はそれを礎に確固とした行動をとり、何らかの結果が出せるんじゃないだろうか。
その答えが他の人とは異質なものであっても、自らの納得するものは作れるようになるんじゃないだろうか。
納得できないものができてしまうのは、俺自身の考えが足りないからなのだろう。
どうしたら自分が納得するものができるのか、それを考えよう。何に納得し、何に納得できないのか。どうしてそこには納得ができて、またそこには納得できないのか。一つ一つ考えていって、自分なりの答えを出そう。
答えは、友人知人にわかってもらえるくらいまで、言葉にして説明できるくらいまで考えよう。
ゲームクリエイターだけど質問ある? 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww
http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-2169.html
「本文を読んで自分の感想などをブログに手短にまとめて書け」というもんだったな。
******
特に印象に残ったのは以下のレス。
今はもう殆ど憧れはないけど
一時期ゲーム会社に入ってゲームの曲とか作ってみたいなーとか思ってた時期があった
でもよく考えてみたら歌手が年に数曲出すのとかと違ってゲーム音楽って
1タイトルで数十曲作らないといけないし
期限もあることを考えると俺には無理だと思った
本当に才能がないと成り立たないポジションだと思う
まぁ、でもいつかまた気が変わったときのためにでも情報集めたりとか
プログラムの勉強でもしてみようかな
>>35
そっかー残念。才能なんて努力すりゃーいつでもブチ抜けますがな!w
確かに製作に速度は必要ですね。「3日で3曲ちょうだい」なんてこともあるし。
実際うちはちっこいゲームではよくやるしww
もうこういうところがゲーム製作として間違ってるよな~w
プログラムは「ゲームプログラミングの館」ってのがおすすめ。
プログラムって誰でもできるんだなと感心しましたわ。
*****
三日で三曲作るっていうのは、どの程度のレベルの音源での話なんだろうか。それが気になる。もしもうゲームにそのまま使えるレベルをっていうのなら、「すげえ」としかいいようがない。けど多分違うと思う。思いたい。
1さんは「才能なんて努力すればブチ抜けますがな!w」と語ってるけど、その努力は独力で行えるのだろうかと疑問に思う。音楽――しかもゲームのBGMなどは、実際に「何のために使うか」が決まっていて作られるわけだから、ゲーム音楽製作は、ゲーム製作に関わることでしか作れないんじゃないかな。
俺が手習いで作ってる音楽は、何の目的もなく――強いていえば思い付きで――作られているわけだから、ゲーム音楽に流用もできないし、誰の心を震わせることもできないんじゃないかなとさえ思っている。
そういう意味では、才能という「できるできない」という基準なんて関係なく、努力という「やらないといけない」という立場に立ち続けることでゲーム音楽を作ることができるんじゃないかと。ゲーム音楽に限らずかもしれないけど。
けど、その「やらないといけない」という努力ができない。特にゲーム音楽なら挫折してしまうことが多いんじゃないかなと。初心者がゲーム製作を一人でやるならば努力は耐え切れないほど膨大なものになって挫折してしまうだろうし、かといって仲間を作るにしてもきっと色々難しいだろうし。ゲーム製作業界に入るにしても倍率高いしね。
なんでこんなことを思うかといえば、こないだバントラインで「三日でジングル(ラジオの合間に流れる短い音楽)を作れ」と宿題を出され、何とか作ることができたからだ。使用されたかどうかはまたのお楽しみだが。
ジングルを作るにしても、「どんな音楽でいけばいいか」という目的がハッキリしていたので努力がしやすいものだったように思う。
長くなってるな。まあ35のレスの感想に関しては、努力で才能はブチ抜けるかもしれんが、努力できる環境にいられるかがまず問題になるよなあということだった。
「●●に使える音楽」を作ってみてくれという宿題を誰かから貰って、作るのがいいのかもしれんな・・・。
*****
感想になってんのかな? 微妙だな。何か引っかかる場所がここくらいしかなかったから内容が薄いね。
しかし逆に、俺も人に何か作ってもらうときに、ちゃんと目的がハッキリしてる、努力しやすい課題を、要望を出せるようにしたほうがいいってことだな。
跳ぶというアクションがいかなるリアクションを引き起こすのか。
ただ何となくアコギを弾いて過ごすだけじゃダメのようだ。
架空のゲームのサントラを作ってみるか?
さて、どうしようか。
一曲に必ず三つ以上のパートを組み込む。
編曲は、伴奏楽器のそれぞれが互いを活かすように意識して作る。それぞれの役割を意識して、何をどう聴かせたいのかを考えて作る。
ミキシングは、丁寧に時間をかける。各音をどのように聴かせたいのかを考える。編曲と連動して考える。
作曲は、魅力的な、何か力のあるメロディが作れないことと、各パートの繋げ方、進行の処理に説得力がないこと。
編曲は、各楽器の使い方が雑。各楽器の演奏に起伏がないし、協調性もない感じでお互いがお互いを殺しあってる。花はひとつでいい。他は引き立て役としてどう活かすかを考えよう。
ミキシングも一言でいえば雑。音楽の輪郭を明確にするための細工をする作業なのに、雑なせいで輪郭が呆けたままになってる。だから感動も薄い。
これらが、いま実感してる問題点。
わからないながらに想像を働かせて考えながら試していくのが、いまの自分には必要なことなのかも。
いまの自分だから、ではなくもし○○だったらこうするだろうと、上を目指そう。
そんなことを思った。